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2024年 3月 25日 何が契機になるかなんてわからない

大学入学以降、一番本気で打ち込みたいと思っていたのはずっと部活でしたが、最近気持ちの変化がありました。

何が契機になるかなんてわからないということを改めて深く実感しました。安達です。

みなさんも東進ハイスクール藤沢校に来校することになったきっかけを考えると、実は曖昧なものだったのではないでしょうか。そこからだんだんインパルスが上がり、最終的には自らこの環境を選んだはずです。他に楽な選択肢はいくらでもあったでしょうが、あえてこの道を選びましたよね。

かく言う私も最初から入学しようと藤沢校を訪れたわけではありませんでした。高校で配られた高校レベル模試のチラシを見て申し込み、帳票返却を経て招待講習に通ううちに努力できる環境と、生徒のために全力で動いてくれる担任助手陣に心を動かされ入学へと踏み切りました。

考えてみれば人生で岐路と呼べそうなものは5回くらいありましたが、そのどれもが後からわかることで、その時その場においては今がその瞬間であると認識することはできないと強く感じます。

現時点で私はその選択を誤ったと思ったことはありませんが、それはその時の判断基準としてどちらがより”正しい”かを何よりも重要視し、どんなにきつそうであっても正しいと思う方を選んできたからでしょう。

今後人生で選択を迫られる瞬間は無数にあると思いますが、人によって正しさも異なるため、10数年生きてきた中で皆さんそれぞれが正しいと思う方を選んでください。

 

いきなり説教から入ってしまったようですが、我慢してもう少しだけ読み通してください。

 

担任助手にはなんでも話しましょう。

私は怒られる(注意される)のが怖くて必要以上に自分をできる生徒に見せたり、悩みがあっても悪いのは自分だと言い聞かせ、相談できなかったりしました。

もしあてはまったと思う方がいれば、生徒のみなさんから相談したいと思わせていない担任助手の責任もあるとは思いますが今後はなんでも話してみましょう。

担任助手にはそれを受け入れてくれる度量が必ずあります。それだけは約束できます。

 

最後に。

大学受験を一般選抜で頑張ると決めた以上は何があっても最後までやりきりましょう。

途中で嫌になったり、現実と向き合うことが辛くなる気持ちは十二分に理解できますが、やりきるという経験と、弱さや短所に向き合って改善できるように努めるという行為は日常では滅多にできません。

一瞬目を覆ってしまうことはあっても、戦いを放棄することだけはやめましょう。

ただ、前提として大学受験は人生の通過点であり、最初の4分の1くらいしか占めていません。これを最初から最後まで目もくれずにやりきることなんて無理です。

だから、志を持ちましょう。志が固ければ固いほど、受験期にメンタルでブレることも減ります。

 

ただこれに関しては持てと言って持てるものでもないので、ワークショップに参加したり、トップリーダーから話を聞いたりして自分の中で学びや興味を深めてください。

好きというのは間違いなく才能です。

やりたいことがないという人は自分が消極的になりすぎていないか、内省してみてください。

自ら動かずに待っているだけで向こうから飛んでくるのを待っているだけという受動的な態度は、高校生にもなったのだからそろそろやめましょう。

 

多少物言いがきつくなってしまったでしょうか。しかし本音ですし事実です。悪しからず。

 

今回をもって、入学以前の招待生の時から読みお世話になり続け、助手になってからも何度も書いてきたブログを書くのも最後になります。

皆さんに伝えたいことが半分くらい、自分の中で考えていることが半分くらいの割合で綴ってきましたがいかがだったでしょうか。

 

 

 

藤沢校には3年半お世話になりました。

大学受験を藤沢校で頑張るという選択ができたこと、受験の型が少数派で人に相談しにくい中でやり抜いたこと、辛いことから逃げてしまったこと、担任助手になって生徒の相談に乗れたこと、合格させられたこと、合格させられなかったこと、尊敬する同僚に出会えたこと、同期に勝てなくて悔しかったこと、教育という手法を以て社会に貢献できたこと、人財として羽ばたく覚悟を決めたこと。

ここで過ごした時間と費やした労力と抱いた感情の全てが、今振り返れば幸せな経験でした。

ありがとうございました。

2年担任助手 安達大和