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2024年 1月 25日 チャンスは誰でもつかめるってわけじゃない

 

こんにちは!担任助手1年生の平山沙絵です。

このブログが公開される1月25日は、共通テスト本試が終わって約2週間、国公立の二次試験1か月前、私大の入試は早いところで開幕し始めているという時期ですが受験生の皆様いかがお過ごしでしょうか。

すごく前向きに勉強を進められているという人も、心のどこかで不安や焦りを感じている人もいることでしょう。

人によっては自分が何に向かっているのかわからなくなっている人もいるかもしれません。

奇遇ですね。私もそうでした。

今受験勉強に励んでいる皆さんは試験当日に向かって勉強を進めているという状態ですが、一人ひとり持っている気持ちやメンタルの状態、モチベーションは異なります。

みんな違ってみんないいと私は思います。なので皆さんそれそれが持つ今の気持ちは大切にしてほしいのですが、受験を終え、担任助手になった身としては、誰一人として途中であきらめることなく、全員最後まで受験をやりきってほしいのです。

ということで本日は、私が何かに挑戦しようとするときに必ずと言っていいほど思い出す、中学生の頃に学校の担任の先生から聞いたありがたいお話を紹介しようと思います。

 

私は中学3年間ずっと同じ先生が担任でした。

その先生は国語の先生で、文章を書くのも話すのもとっても上手で、授業もとても楽しかったことを覚えています。

担任としてもよく生徒のことを見てくれる良い先生でした。

職員会議でいったい何を聞いていたんだろう?と疑問になるくらい伝達事項のミスは多かったですが…(笑)

その先生がよく話していたのが、

チャンスが訪れたとき、それをつかむことができるのはこれまできちんと準備してきた人だけ

ということでした。

ギリシャ神話にも似たような話がありますね。「チャンスの神様は前髪しかない」なんて聞いたことある人もいるのではないでしょうか。

要は、チャンスは来た時につかまないといけない。過ぎ去ってからはつかむことができない。だからチャンスが来た時に、それに気が付いて、つかめるだけの準備をしておこうというわけです。

試験本番におけるチャンスの具体例を挙げると、「あ、この問題みたことある!」や「あのときの思考のアプローチが使えるかも」、「この分野、こういう問題は得意!」といったところでしょうか。

この状況が起こるのは、それまで必死に問題演習を積んで、その問題を一生懸命考えて戦ってきた証です。

勉強して準備していなければ、大チャンスが到来していることにすら気づけない訳です。

ヘミングウェイの「老人と海」にはこんな言葉が出てきます。

It is better to be lucky.But I would rather be exact.

運はあったほうがいいが、運任せではだめだ。

そういえば難関物理の三宅先生も、受験をギャンブルにするなって言ってましたね。(難関物理を受講してた人には伝わるかな?笑)

なんだかずいぶんとたくさん名言チックなものが出てきたし、長々と語ってきましたが、結局私が言いたいのは、

今の状況、状態に関わらず最後の最後まで努力し続けてほしい

ということです。

なにもこれは今ピンチな人たちだけに言っているわけではありません。今調子が良い人も決してペースを緩めてほしくないんです。

油断したせいでチャンスを逃してはもったいなさ過ぎます。

 

今の状況が悪かったり、何に向かっているのかわからなくなっているみなさん。

まず誰かに相談して、準備の方針を固めてしまいましょう。せっかく努力しても、その勉強がただの空回りになってしまったら受かるものも受かりません。

進むべき方向が定まったら、あとは努力に努力を重ねて、チャンスをつかみ取り合格する可能性を高め続けましょう。

1年担任助手 平山沙絵

 

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