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2022年 4月 7日 物理の勉強法教えます!!

こんにちは。東京工業大学理学院新2年の安江雄哉です

今回は物理の勉強法について紹介していきたいと思います!!

ただ、自分に合った勉強法は人によって違うということを忘れないでください

今回僕が紹介するのは僕がやっていたり、他の人がやっていていいなと思った勉強法であり、みなさんとってもいい勉強法であるかは分かりません。

こんなやり方があるんだなという気分で読んでください

 

物理の性質

まず、物理という科目の特性を大まかに説明します

①概念理解が一番難しい

物理の勉強において最も苦労するのが概念理解です。

これは物理を勉強したことのある人は感じたことがあると思います。

ここで言う概念理解とは、公式や数式を覚えるのはもちろん、これらがどういったことを意味しているのか理解することを指します。

こいつは何を言っているんだと思う人もいるかもしれませんが、これができないとなかなか物理の成績が上がりません。

 

②演習をしないと全然できるようにならない

概念理解が出来たからと言って、教科書や参考書を眺めているだけでは物理はできるようになりません。

正直物理は覚えることは社会科目や生物などに比べてほとんどなく、問題が解けるかが重要です。

そして問題を解けるようにするには問題演習が必須です。

一部の天才を除いて、ほとんどの人は問題演習をしないと全くと言っていいほど成績が伸びません。

それゆえ、人によって得意不得意は違うので一概には言えませんが、物理に割く時間は多くなってきます。

 

③勉強量に対して学力が比例しにくい

物理は勉強量に対して学力が比例しにくい科目です。イメージは指数関数です。

勉強してもなかなか成績が伸びない時期があった後に、いきなり成績が伸びる時期が訪れます。

人によって変曲点が来るまでにかかる時間が異なりますが、この時期は結構きついです。

 

 

これらの事を頭に入れて次の勉強の仕方を見てください

物理の勉強の仕方の例

概念理解でつまずいたら教科書を見直したりめっちゃ簡単な参考書にもどる

先程書いた通り、物理は概念理解が一番きついです

これができていないことは物理ができるようにならないことを意味します。

それを防ぐため、概念理解でつまずいたときは必ずわかるようにすることが必要です。

教科書は概念理解に主軸をおいたものとなっているので、参考書の問題を解くよりも概念理解がしやすいと思います。

簡単な参考書も、多くは概念理解に主軸をおいたものなので同様の効果が得られると思います。

とにかく概念理解のところであやふやなまま先に進まないことが重要です。

 

とにかく問題をたくさん解く

先程の通り、物理は特に問題を解かないとできるようになりません

問題をたくさん解くことで、入試でどういったことがよく問われるかが分かるだけでなく、物理に対する理解も深まります

僕は問題を解くことでわかるようになったことが沢山ありました

物理を受験で使うみなさんは問題をたくさん解くことを意識してほしいと思います

 

答えとして出てきたことの意味を考える

入試での、物理は問題があってそれを解くことになります

その際当然ながら答えが出てくるわけですが、その答えにも意味があります

別にことばみたいにはっきりとした意味があるわけでは無いですが、

どうしてこの形になるのかやこれがどうして答えになるのかを考えていると、その答えがどういったことを意味しているのかが分かったりします

例えば、答えにその物体の質量についての要素がないとき、その答えは物体の質量に依存しないことになります。

求める答えによるかもしれませんが、これがもし力を求める場面だったらその現象は物体の質量を変えても同じ結果になることになります

こういったことは自分で考えるようにしないと分かりません。

そしてこういったことがわかるようになると物理が面白くなってきます。

みなさんも考えるようにしてみて下さい。

 

どうでしたか?

人によって自分に合った勉強の仕方は違うと思うので、ぜひいろいろ試してみて下さい

 

 

担任助手新2年 安江