併願校の勉強の仕方~戦略の立て方編~ | 東進ハイスクール 藤沢校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

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2021年 10月 16日 併願校の勉強の仕方~戦略の立て方編~

 
こんにちは!担任助手1年の猪俣遼介です。
 
 
三寒四温ならぬ四寒三温と言いたいところですがそのような言葉は日本語にないようです。難しいですね!
さて、今日のテーマは
 
「併願校の勉強の仕方」
 
です。10・11月は併願校の勉強もしなさいと言われたけれど、どのくらいやれば良いのか、どうやってやれば良いのか分からないというみなさんはぜひ参考にしてください。ここでは戦略の立て方についてのおすすめ方法を紹介します。
 
1.その併願校にはどれくらい行きたいか?
 
みなさんは第一志望には“めちゃくちゃ”行きたいでしょう。では第二志望やそれ以下の志望順位の大学はどうでしょう。“結構行きたい”なのか“行ってもいい”なのか“最後の手段”なのか。
 
この志望度に応じて勉強量を変える必要があります。”結構行きたい“ならば併願校とはいえどもかなりの時間を割く必要があります。一方あまり行きたくないところに時間を割くのは精神的にも辛いでしょう。
ちなみに私の併願校の位置は”結構行きたい“でした。そのため第一志望にひけをとらないくらいの過去問を解きました。
この行きたい度合いに応じてまずは計画を立てましょう。
 
 
2.第一志望校と併願校はどのくらい似ている?
第一志望校と併願校の出題傾向が似ていたのなら話は早いです。併願校の対策をすると第一志望校の対策にもなるからです。逆も然りです。早稲田の文学部と文化構想学部などが典型例です。
一方で問題傾向が全く違う場合はどうしたら良いでしょう。一橋大が第一志望、慶應大が第二志望、などはこのケースに当たると思います。
この場合は
 
・併願校の対策をすることで第一志望校にどのくらいの効果があるか
・知識のインプットから始めなければいけないのか、問題を解く段階から始めて問題がないのか
 
の2点を参考にすることをおすすめします。
併願校を解くことで第一志望校で点数が伸びればどんどん併願校を解きましょう。しかし問題傾向が全く違う場合、それぞれの勉強の相関性が低くなってしまい効率は低くなってしまいます。
また問題の傾向が違いすぎるとその問題に対応するために基礎の部分から積み直さなければいけない可能性出てきます。国語で小論文が出る大学と古文・漢文が非常に難しい大学を一緒に受けるのは非効率かもしれません。古文・漢文のインプットをもう一度やらなければいけないからです。
 

人によってたくさん併願校を受ける場合もあると思います。そんな人ほど戦略・計画が重要です。ぜひ、参考にしてください!

 
併願校選びは難しいテーマです。なぜなら人によって本当に受験の仕方が異なるからです。
だからこそ、担任助手にたくさん相談してくださいね!
 
担任助手1年 猪俣遼介