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2021年 3月 25日 大学でのフランス語学習について!

こんにちは!東京外国語大学国際社会学部の加藤凜桜です!今日は「助手が今がんばっていること」ということで、大学でのフランス語の勉強についてお話ししようと思います!私は「国際社会学部フランス語科」というがっつり国際系の学部に所属しているので、国際系・語学系の大学の雰囲気を少しでも感じていただけたら嬉しいです!

どうしてフランス語?

京外国語大学には全部で28の「語科」があるため、初対面の外大生が集まるときは必ずといっていいほどこの話題で盛り上がります。国際系志望の生徒さんと話していても、よくされる質問です。しかし、正直なところ、私はフランス語を選ぶことにはっきりとした理由や志があったわけではなく「どうせなら学んだことがない言語をやってみたい!」「フランス語の音ってきれい!」くらいの理由で決めました。同じフランス語科の友人と話していると、「中世フランスの文化に興味があって」「アフリカの新興国支援に携わりたい」など素敵な理由を持っている人が多く、すごいなあと思います。

専攻言語や教養外国語で迷っているときは、まずその言語が話されている地域の社会や文化についてしっかり調べることをおすすめします!外国語を学ぶときは、言語の授業に加えて、その地域についてセットで学ぶことが多いですし、留学をすることも考えられるからです。私はフランス語が合っていたので楽しく勉強出来ていますが、専攻にした言語に興味が持てずに苦しむ人もたびたびいるようです。

外大のフランス語の授業

続いて、外大でのフランス語の授業についてざっくりとご紹介します!

これが私の春学期の時間割です!1年生のフランス語の授業は週に5回:表現1つ、文法1つ、会話3つから成っていて、表現と文法の授業は日本人の先生が、会話の授業はフランス人の先生が担当して下さっています。文法で使っている教科書は外大の先生が書いたものなので分かりやすく、フランス人の先生方はとてもチャーミングです!授業では、まず先生の説明を聞き、それに従ってグループワークを行うことが多い印象です。フランス語科の1年生が50人くらいで、2~3クラスに分かれて授業をするので、同級生とはさくっと仲良くなれると思います~

 

言語モジュール

授業のあとの復習で外大生の多くが使っているのが「TUFS言語モジュール」です!この言語モジュールは外大で専攻できる28言語を学べる教材で、誰でも自由に(外大生でなくても)使うことができます!主に、発音・会話・文法・語彙つの分野に分けて学習することができ、ネイティブの先生による動画などを使って自分のペースで勉強できるのが強みです。中でも私のお気に入りは「文法モジュール」で、項目ごとに分かれた文法事項をネイティブの先生の音声や穴埋めクイズ付きでマスターできます!授業の予習・復習時の最強の味方です。

フランス語検定

英語には英検、toeic、IELTS、TOEFLなどの検定がありますが、同様にフランスにも仏検、TCF、DELF/DALFなどの検定があります!私はまだどれも受けたことがありませんが、派遣留学の選抜にも必要になってくるため、今年から受けていこうと思います!

 

(1年生の最後の授業で先生が「君たちもう『星の王子さま』読めるじゃないですか!」と仰っていたので買いました。ページの左半分がフランス語、右半分が英語で書かれていて、見比べながら読み進められます!まだ開いていませんが、、春休み中に1冊読んでみせます!(笑))

 

今日は大学でのフランス語学習についてお話させていただきました!外大の中だけでも、語科によって授業の進め方や雰囲気がかなり違いますが、国際系やフランス語科に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです!

担任助手1年 加藤凜桜