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2021年 2月 5日 私の受験期体験談(三田村編)
こんにちは!早稲田大学文学部2年の三田村です。
受験生は遅い人でももう入試が始まってきている頃だと思います。そこで今回は僕の受験期の体験談をお話ししたいと思います。
僕の受験は結果だけ見ると第一志望であった早稲田大学に合格することが出来たので、受験自体は成功したと言えますが、決して順調に受験が進んだ訳ではありませんでした。
そもそも僕が一般受験で受けたのは第一志望の早稲田大学を4学部(文学部・文化構想学部・商学部・教育学部複合文化学科)、第2志望として明治大学3学部(商学部・経営学部・国際日本学部)、滑り止めとして中央大学(経済学部)と明治学院大学(国際学部)と日本大学(経済学部)で、センター利用で青学・立教・明治学院・日大に出願していました。
結果からお伝えすると、合格したのは早稲田文学部、明治商学部、中央経済、日大経済のみで、センター利用は全部落ちました。
僕は12月の時点である程度早稲田の合格点も取れていたので、早稲田より下の大学には落ちる気がせず、今思い返すとかなり余裕ぶっこいていました。明治大学も本番当日風邪でも引かない限りは落ちる気がしていなかったので、一番解かなかった学部で英語のみ2年分だけ解くなどの舐めプをかましていて、滑り止めの大学に関しては本屋で立ち読みしてパラパラ傾向を確認するだけという余裕っぷりをかましていました。
そんな状態のまま受験期に突入しました。
一番初めに滑り止めとして受けた日大はまず合格して、その後に受けた明治2学部(経営・国際日本)も試験を解いた感じでは普通にめちゃくちゃ解けて(国際日本に関しては英語と世界史9割のってたと思います)、余裕で合格しているだろうな。と思いながら、明治の商学部を受けてきた帰り道に合否を確認してみました。
しかし結果は経営学部、国際日本学部とも不合格。。。。。
まさかそんなわけあるはずないと思い、何度も受験番号を確認しますが確かにそれは自分の受験番号で、正真正銘不合格だったのです。
この時は落ち込むというより、事実を受け止めることが出来ずにただただ不合格の画面を、見つめることしかできませんでした。
現実を受け止められず、メンブレした状態で藤沢校に来るとたまたま自分の担当の助手がいて、泣きつくように明治に2学部とも落ちた事、残る日程が早稲田しかないこと、ここまで受けてきた試験の不安、などをだらだらと述べていたら、
「過去の試験を振り返ってもどうにもならないから未来の事(残りの試験)だけ考えろ」
と叱られました。
この一言がなければ僕は過去の試験の結果を引きづったまま残りの受験期間を過ごし、試験中もそのことが気になったまま試験を受けていたと思いますし、今頃この大学には通えていなかったと思います。
僕はこの一言のおかげでハッとなり、それ以降一旦これまでに受けた試験のことは忘れて残りの試験に臨むことができ、無事に次の日の早稲田文学部では実力を発揮して合格することができました。
みなさんにここから学んでほしい事は、「受け終わった試験に執着しすぎないこと」です
試験終了の合図が鳴った時点でその解答用紙には一切変更がききません。いくら「あの答えはこっちだったなー」とか、「直前で答え変えなければよかったな」と考えたり、いくら神様に祈ったとしても受け終わってしまったらもう結果を待つことしかできないのです。そんなことをうだうだ考えているなら英単語や地歴の暗記をして1点でも次の試験で多くとれるようにした方が、よっぽど有意義です。
みなさんも、まだ試験が残っているのに落ちた大学のことや上手くいかなかった試験に意識を持っていかれて、残りの試験に集中できないなどは本当にもったいないので、過ぎた事は忘れて残る試験を全力で解くことだけを考えましょう!
やっぱり第一志望は一番演習してきたと思うし、そこに受かりたいという気持ちも他の大学とは比べ物にならないと思います。たとえここまで上手く行っていなくても、まだ残りがあるということだけは消して忘れないでください。
最後の最後は本当に気持ちの持ちようが合否を分けます。
また、滑り止めだからと言って過去問も解かずに試験本番に臨むのは本当に危険です。
僕のようにどうせ受かると思って過去問をあまり解かないでいくと本当に痛い目を見ます。みなさんには受験が終わった後に後悔してほしくありません。
まだ時間はあると思うので、どんなに余裕だと思う大学でもまだ過去問解いてないという人は最低1年分は解いておいてください!!!まだ間に合います!!
大事なことなのでもう一度言います。
どんなに余裕だと思う大学でもまだ過去問解いてないという人は最低1年分は解いておいてください。まだ間にあいます。
最後に、まだまだ寒い日が続きますが、体調管理には気を付けて、残りの試験も万全の体制で臨めるように一分一秒大事にしていきましょう。
みなさんの受験が良い結果に終わることを、スタッフ一同心の底から願っています。
がんばれ受験生!!!!
藤沢校担任助手2年 三田村響