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2020年 9月 12日 私がいま読んでいる本について!
こんにちは! 1年担任助手の薄井百花です。
今回はおすすめの本について紹介します!
一つ目は、FACT FULNESSです。何とこの本は国内でも85万部うれています!この本の作者はハンス・ロスリングさんという人です。
この本を読んだきっかけは、中田敦彦さんがこの本を紹介しているYouTubeをみたことと、本屋さんでも大きく取り上げられていたことです。
中田さんはYouTube大学という動画をあげて日本史や世界史から、偉人伝など様々な動画を出しているので、勉強している高校生にもおすすめです!!
FACT FULNESSはデータから正しい情報をどのように読み取るのか、事実に基づいた世界の見方をすることについて書かれている本です。
作者のハンスローリングさんは残念ながらこの本を出版する前に亡くなってしまっています。しかしだからこそ、嘘偽りなく世界の事について知って欲しいと思いこの本を書いていたといえるとも思います。
本の冒頭には、10問の問題があり、どれだけ間違って世界を見ているか、驚かされます。
例えば
世界の平均寿命は何年でしょう? 150歳 260歳 370歳 や
いくらかでも電気が使える人は世界にはどのくらいいるでしょう? 1.20% 2.50% 3.80%
等です。これらの解答が気になる人は是非読んでみてください。実際この本では、チンパンジー(ランダムに選んだ33%)よりも正解数が低かったといっています。いかに間違った視点で世界を見ていることが分かります。
私が印象に残っているのは、1つ目に先進国と発展途上国と二つにわけるという考えはもう古いということです。実際に乳幼児死亡率や、所得、などのデータをみると、中間層の国がおおくあることが分かります、ただ単に二つに分けている考えが古いことは、データを見れば、一目瞭然であることが分かります、この本では、4つに分けています。
2つ目に、悪いことと、良くなっていることは両立するという点です。たとえば、飼い主のいない犬や猫が殺されている数などを大きく取り上げて活動している人がいます。確かに犬や猫が殺されてしまうのはとても悲しいことですが、段々と殺されてしまう数が減ってよくなっているという事実があったとしても、そこはあまり問題にされないということが多いといったことが挙げられます。
是非よんでほしい1冊です。具体例も多く読みやすいです。普段本を読まない人もチャレンジしてみてください!!