ブログ
2018年 9月 19日 入試制度について
こんにちは!今年は災害が多いですね…
横浜国立大学都市科学部都市基盤学科の田村大樹です。
ここでは大学入試制度について簡単にまとめてみました。まだ詳しく知らない人は勉強するつもりで、もう知っている人は振り返る感じで見ていただけるといいかと思います。
0.センター試験
これなくして受験は語れません。2018年現在、ほとんどの受験生がこの試験を受けることからもセンターのことを知らなければまずいです。
現役生は9月以降学校で受験案内を貰います。出願は学校経由となります。学校の先生の指示に従いましょう。
ここで気をつけてもらいたいのは成績開示希望で出してほしいことです。これを希望しないと一生自分の本当の点数は分かりません。+800円ですが、知ると知らないとでは大違いです。余程知りたくないという人以外は成績開示を希望しましょう。
1.国公立大学入試
国公立大学は主なものとして、以下の2つの入試型があります。
①一般入試
一般入試は前期、中期(公立大のみ)、後期日程があります。基本的にセンター試験を一次試験、大学独自の個別試験を二次試験としています。大学により、センター試験の点数を使う割合が変わっており、センター重視型・両立型・二次重視型がありますが、いずれにしろもセンター試験で点数を取らなければいけないことには変わりありません。最近では後期入試を廃止する大学が多くなったり、外部英語検定試験を活用する大学も増えています。このような変化は必ず入学者選抜要項などでよく確認しましょう。国公立大学一般試験の流れは下の画像の用になります(2019年度版)。変わることも考えられますので、常に最新の情報に目を向けるようにしましょう。
画像出典:Benesseマナビジョン https://manabi.benesse.ne.jp/nyushi/nyushi_info/nyuushi06.html
②推薦・AO入試
最近増えてきた入試です。こちらはいわゆる高校で勉強したことを使う試験はなく、専門的なことの筆記試験、実技、面接といったもので試験するものです。センター試験を課す課さないの違いはありますが、自分の能力を活用したい!絶対にこの分野に進みたい!という人にはオススメの入試です。ただ、合格した場合、その大学への進学が条件となるので注意しましょう。
2.私立大学入試
私立大学は国公立大学とは違い、3つの入試型があります。
①一般入試
これは国公立大学とはちがい、大学独自試験のみ実施するものです。1-2月にかけて多くの入試が実施されます。これも大学により様々な形で入試が行われます。気になるものは目にとめておきましょう。
②センター利用入試
私立大学独特のものです。センター試験の成績を利用し、大学独自の試験は実施しません。一般入試始まる前に結果が出ることが多いので、国公立、私立問わず滑り止めとして活用してみてはいかがでしょうか。
③推薦・AO入試
私立大学には多彩な推薦制度やAO入試などがあります。ただ入試の選抜方法は国公立大学と大きくは変わりません。センター試験があるかないかの違いです。
今回は入試の制度についてということで、主なものを取り上げました。このブログでは紹介できなかったものもたくさんあり、申し訳ございません。上げるとキリがないので…
後々出願校、受験校を決めるときが来ると思いますが、そのときに大学入試のことを知っていないと後悔することになりかねません。今のうちからいろんな受験誌を読んだり、インターネットで情報を仕入れるなどして知識を深めておきましょう!!
また現高1生から大学入学共通テストがスタートします。入試制度にも変化が起こる可能性が高いですので該当する学年の人は特に気をつけましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
藤沢校担任助手 田村大樹