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2020年 12月 28日 勉強の始め方(初心者編)

まえがき

皆さんこんにちは!法政大学人間環境学部人間環境学科2年の坂井晴です!

高校三年生の皆さんは、もう少しで受験本番ですね!本番が近づいて不安な人いる一方で、早く終わってほしい人もいると思います。

今回は、受験勉強に対する計画について話していきたいと思います。このブログをもし高校二年生以下が読んでいれば、今後の勉強に対する考え方の参考になれば嬉しい限りです!

 

皆さんは今、勉強を頑張れていますか?

 

…この質問をされて、なかなか「頑張ってます!」と言える人は少ないと思います。

現に私も、受験勉強を開始したのは東進の招待講習に参加した高2の12月頃からで、それまでは部活に没頭してほとんど勉強していませんでした。

受験勉強に関して勉強そのものに後悔はありませんが、一つだけ後悔していることが「自分に合った勉強法を知らなかったこと」です。

 

そして普段、学校で継続的に勉強する最大のメリットは、①勉強の習慣がつくことそして②科目ごとに自分の勉強法を確立することができることです。

高校二年生までの学校生活でこの二つの力をつけられなかったことで、私は勉強に大きく遅れをとってしまいました。そして、そこから勉強の流れというものがなんとなくわかってきたので、そちらを紹介していきたいと思います。

例)新たに勉強を始める場合の流れ

勉強を始めるにあたって、私が意識していたことは以下の4つのことでした。

①自分の現状把握

②勉強方法の詮索

③勉強習慣の決定・計画

④経過観察・テコ入れ

 

①自分の現状把握

勉強を始めるにあたって、まずは自分がその分野においてどの程度できるのか知る必要があります。

一般的なのは模試です。学校で模試があるのは、定期的に現状把握の機会を設けるためです。

模試=高偏差値が良い と捉えられがちですが、それは④の経過観察の状態の人が模試を受けていることであり、自分がその模試までにある一定の準備をしていなければ、偏差値や合格判定を気にすることはあまり意味がないことだと私は思うようになりました。

最も必要なのは、結果から自分の状態を正しく受け止め、出来ないことを認めることです。

②勉強方法の詮索

自分の現状が分かったら、次にすることは勉強方法を詮索することです。ここで重要なのは、決して背伸びをしないことです。ありがちなのが周りがやっている参考書や予備校での勉強と比較して、同レベルかそれ以上の勉強から始めてしまう事です。しかしその多くは学力向上への遠回りになります。結果を踏まえて、場合によっては中学レベルまで戻って勉強をすることが必ず近道になります。ちなみに私は英文法を中学レベルからやり直しました。

③勉強習慣の決定・計画

勉強する方法が決まったら、あとは頻度と目標を決めましょう。頻度の目安は、自分が少し頑張らなければ達成できない程度です。目標は一カ月以上先の模試を設定すると、勉強の成果がみえやすく、良いモチベーションになります。シンプルに言えば自分が言い訳出来ないくらいの期間を開けるようにしましょう。

④経過観察・テコ入れ

目標としていた模試を達成した後は、今までの勉強が自分に合っていたのかを結果から判断分析しましょう。ここが一番大切です。もう一度言います。ここが一番大切です。

①でも話しましたが、この段階の模試は現状把握とは異なるので、偏差値や合格判定もしっかりとみて自分を分析しましょう。そしてこの分析は自分がその模試までにどれだけ頑張れたかで効果が変わります。そして次回の模試に目標を新たに設定し、得点が伸びなかった分野においては勉強法のテコ入れを行いましょう。後はこれを繰り返すだけです。

終りに

いかがだったでしょうか。勉強を始めると日々何をやるかという細かいところに目が行きがちですが、私はもっと中長期の計画や勉強の流れなどを意識することが、重要だと感じます。ぜひ、これからの勉強生活の参考にしてみて下さい!