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2020年 8月 16日 コロナ状況下での大学生活について
皆さんこんにちは!早稲田大学文化構想学部4年生の吉村優希です。
最近本当に暑いですね。今日も自転車をこいでいて汗が止まりませんでした!皆さん熱中症には気を付けましょうね!
さて、コロナウイルスで通常の大学生活が行われていないため、大学生がどんな生活を送っているか気になると思います。
そこで今日は私が実際に春学期どんな生活を送っていたかをご紹介したいと思います!
私が通う早稲田大学では全面オンライン授業が実施されました。
授業は基本的にWaseda moodleと言う学校のオンラインサイトと皆さんもご存じのZoomを併用しながら授業は進められました。
100人以上の大講義の場合はZoomを使い、少人数で行う授業(ゼミ活動や演習授業)はWaseda moodleを利用していました。大講義の場合は大体受講する時間は決まっておらず、1週間で空いてる時間に受けることが可能でした。ゼミ活動などは通常通り決められた時間にみんなで集まってディスカッションを行ったりしました。オンライン授業はフレキシブルな生活が出来る一方で、実際に教授と対面で話す機会が少なくなってしまうため、質問があったりした場合に少し不便に感じました。ただ、私は大学までの通学時間が片道2時間もかかるため通学のストレスが大幅に減って少し嬉しかったです(笑)
正直言って私にはこの二つのツールの違いがあまり分かりませんでしたが、Waseda moodleは大学が運営しているものなので課題や資料の管理が同じサイトで行えてとても便利でした!
また、私は現在4年生なので卒業論文を書いています。その際にとても重要になってくるのが先行研究の論文や著書物なのですが、大学の図書館も閉館してしまっていたため利用することが出来ませんでした。しかし、早稲田大学にはWINEという論文検索データベースが自宅から利用することができたり、大学の図書館が行っている著書物郵送サービスで借りたい著書物を図書館にお願いすれば自宅に郵送をしてくれて、2週間借りることが出来るサービスなどがあり、とても重宝していました。ただ、これらのサービスは便利でしたがそれでも実際に図書館に行って自分の論文の役に立ちそうな著書物を探したりできないのはとても不便です。
皆さんは大学生活と言うと授業を思い浮かべるかもしれませんが、他にもサークル活動をしたり、お昼ご飯を友達と食べたり、文化祭をしたり…と様々な要素を包括したものが大学生活になります。オンラインになったことで大きな影響を受けたのは授業以上にこれらの活動かもしれません。
新一年生はコロナウイルスの影響で入学式が中止となりました。また、4月を使って行われる新入生歓迎会は新一年生にとってサークルの体験に行ったり、友達を作ったりするとても大事な期間でしたが、これらも中止となってしまったため今後の大学生活に大きな不安をかかえることとなってしまいました。ただ、夏休みから除菌や三密を避けながらのサークル活動は再開を許可されたため徐々に通常の大学生活は元に戻りつつあります。
毎年11月に行われる早稲田祭は今年はオンラインで実施されます。日本にある大学の中でも屈指の集客数を誇る早稲田祭がオンラインでしか行われないのは悲しいことですが、地方の方や忙しくて大学まで来ることが出来なかった方でも気軽に早稲田祭に参加することが出来るためぜひ参加してみてください!
以上がコロナ渦での大学生活になります。ポジティブな面とネガティブな面が表裏一体となっていますが、今年から始まった取り組みの為まだまだアップデートされていくと思います!皆さんが大学生になった時には私の大学生活での常識はもう古くなっているかもしれませんね!
東進ハイスクール藤沢校担任助手4年 吉村優希