ブログ
2019年 2月 21日 私、大学でこんなことやってますPart1
こんにちは!明治大学理工学部建築学科2年の中川瑞稀です!
大学でやっていることを紹介する、ということで、私がこれまでに受けてきた授業を紹介したいと思います!
①建築設計
1年の後期、2年の前期後期で履修していました。毎回、設計条件が決まっていて、学年の生徒全員が同じ条件でそれぞれ設計をします。
例えば、2年の前期には美術館の設計が課題となっていて、
敷地:大学近くの駐車場、隣に公園があり、大きな坂道の頂上付近にある
展示物:イサムノグチ(彫刻家)の彫刻5点を常設展示する。内1つは野外展示とし、内1つは無料スペースに展示すること。
必要な室:エントランス・ギャラリー・ラウンジ・キッチン・ワークショップ・トイレ・事務室etc
こういった条件に建蔽率や容積率が指定され、学生はその条件を読み解いて個々人の美術館を設計していきます。
ちなみに上の写真は私の美術館の模型の写真です。
授業内容としては、だいたい半期に2つの設計課題があり、13人程度の生徒で1グループで毎週エスキスをます。
エスキスでは講師と一対一やグループで、自分の考えた設計のブラッシュアップをしていきます。
最終的に、図面を記載したプレゼンボードと模型を提出して、それぞれプレゼンをします。
②建築光環境
名前の通り、光環境について学ぶ授業です。2年生の後期で履修しました。
「ものが見える」ということは、光の特性と観測者の特性と物体の特性から決まります。
光について基本的なものを学んだり、眼球を通して物が見えるまでを学んだり、反射透過の特性について学びます。
学んだ基礎事項をふまえて、照明器具やランプ等の特性を学び、場所の特性に合わせてどう配置していくか、という照明計画を学びました。
例えば、美術館の場合は、恒久展示と企画展示や、彫刻と絵画等で照明方法を変えていきます。
③構造力学
建物が崩れずに安全に使用できるための、力学的な計算を学びます。2年の前期で履修しました。
構造的な分野では、耐震や免震も学びますが、まずは建物が建つための基本的な計算を学びます。
構造には色々な種類があり、ラーメン構造・トラスなどを主に学びました。
構造の種類については、1年の後期に履修した構造デザインや、2年の後期に履修した建築構造概論で学びました。
建築物は、支える部分がない限り建つことはできず、人間が使うということで安全性が求められます。
安全な建築物を作る中で、デザイン性のあるものにするには、構造体を見方につける、というのもヒントの一つだと思っています。
こういった学科の専門科目に加えて、語学や一般教養科目が加わったスケジュールになっています。
大学の授業は、高校までと違って自分の学びたいことを色々な角度から専門的に学ぶことができるので、きっと楽しいですよ!
授業以外でも、サークル活動やアルバイト、資格・検定など、色々な経験ができます。
大学生期間は、自分に投資できる最後の期間かと思います。
(もちろん、社会人になってからも自分への投資はできますが・・・)
大学生活が終わったあとに、どんな人間になっていたいか、今のうちから考えておきましょう!
大学受験は、その人間像に近づくためのスタートラインだと思います。
いいスタートをきれるよう、最大限の努力をしてください。私達は全力でサポートします。
藤沢校担任助手 中川瑞稀
↓↓↓↓↓お申し込みは下のバナーをクリック↓↓↓↓↓