未来の自分に花束を | 東進ハイスクール 藤沢校 大学受験の予備校・塾|神奈川県

東進ハイスクール 藤沢校 » ブログ » 未来の自分に花束を

ブログ

2023年 3月 31日 未来の自分に花束を

こんにちは、担任助手2年の清本です。

明日は4月1日、新年度ですね。1年間あっという間でした。この前2年生になったと思ったらもう3年生。気づいたら4年の終わりになっていそうで恐怖です。

さて皆さん、新年度を迎えるわけですが、新しい生活が始まるこの季節、なにか目標を持つことをオススメします。

なんでもいいです。勉強でもいいですし、部活をやっている人はそのことでもいいし、自分の趣味でもいい。

なにか自分が本気で頑張ろうと思えるものを持つことで毎日の生活が何倍も色濃くなります。

今回は、目標を持って生きる皆さんが、目標を叶えるたいと思ったときに大事なことを2つ自分から共有させてもらいます。

一つ目は

毎日の継続です。

皆さんはコツコツ努力をしてきた経験はありますか?

僕のコツコツ体験は“増量”です。おそらく普通に日々を過ごしていたら増量をするという発想に相まみえることはほぼないでしょう(笑)

僕は高校時代、アメリカンフットボールというスポーツをやっていました。ラグビーとよくごちゃまぜにされるスポーツですね。

多くの人のアメフトに対するイメージは“デカい”だと思います。その通りです。

アメフトにおいて体重は命でした。そのため、高校時代僕は青春のすべてを捨て、ひたすら増量をしていました。

実際に僕のコツコツ体験記~増量ver~をのぞいてみましょう。

1、朝ごはんに卵かけご飯2杯

2、朝練でおにぎり三個(強制)

3、昼に2Lのタッパー弁当

4、部活前におにぎり

5、トレーニング後におにぎり

6、部活後におにぎり

7、駅から家までの道でおにぎり

8、夜ご飯をたらふく食べる

9、夜食で締めのラーメン

今振り返ると想像するだけで気持ちが悪くなる量ですが、このコツコツ努力の結果ぼくの体重は、入部当初の体重53Kg から84㎏にまで増えました、驚異の31㎏の増量に成功したのです。

こんな毎日食っているのに増えていない現実に嫌気がさすことがほぼ毎日でした。それでも毎日めげずに食べ続けました。アメフトというスポーツで輝きたかったからです。

正直本当に辛かったです。吐くほど食べても次の日にはほとんどがお通じとして流れていきますし、食したものを胃袋に収めておくことができずに上の方から戻したり(汚くてごめんなさい)…。

ですが、ほんのちょっとずつではありますが、毎日体重は増えていくんです。たとえ一日に身に付く体重が200gだとしても、これが三か月続けば三カ月後には約20㎏の増量に成功するのです。

ひたすら食っては食っての繰り返しです。自分の努力が結果に繋がった時は本当に嬉しかったのを覚えています。

これは勉強も全く同じです。

必死に単語を頑張って覚えても次の日にはほとんど忘れてしまっていることだってあるでしょう。その日には完璧だと思っていた世界史の流れや用語が次の日にはすっかり抜けていることだってあるでしょう。それでいいんです。それを繰り返せばいいんです。先のことはだれにも分かりっこありません。ただ未来の自分が輝いて成功する姿を信じて進み続けるしかないのです。

そしてもう一つ大事なことがあります。

努力のベクトルです。

どれだけ頑張っても、その方向が間違っていたら残念ながら努力は実りません。

例を挙げるとすれば、水を3L飲んでも体重は増えません。増えたとしても一時的な3kgで自己満足に過ぎません。僕も体重計測の時に数値をごまかすために何回かやってしまったことがありますが、それは一時的な会費でしかありませんでした。なぜなら体を作るという意味で水は役割を果たしていないからです。

成果を上げるための努力をするときに大切なのは

①毎日やること、②そして正しい方向への努力をすること

この2つです。

その毎日の途方もない正しい努力が君たちを強くします、自身を付けます。それが努力ってもんです。問題なのはそれが身に付くまで勉強を続けられるかどうかですよね。続けてください。自分を信じてひたすら続けてください。そんな一朝一夕で身に付くほど大学受験は甘くはないですから。たとえうまくいかない時期があっても自分を信じてその毎日を頑張れた人が初めて大学受験に成功するんです。凹むことだってあるだろうし、すべてを投げ出してしまいたいということもあると思いますが、自分を信じて頑張りましょう。応援しています!!

新3年担任助手 清本翔一朗