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2022年 9月 26日 建築学部紹介!!!
皆さんこんにちは。担任助手1年の中嶋です。9月になり志望校が固まっている人は多くいると思いますが、まだ志望校に迷っていて建築に少しでも興味がある人はぜひ今回のブログを読んで参考にしてみてください!
早速ですが、東進藤沢校には建築学科に通っている人は僕しかいないので建築学科について
①なぜ建築学科を志望したか
②建築学科とは
③建築学科の授業について
以上の3本立てでお話したいと思います。
まず①の建築学科を志望した理由についてお話したいと思います。
私は小さいころからオープンハウスなどに家を見学しに頻繁に行くぐらい家が好きでした。家の外装や内装、においなどに興味ありありの幼少期でした。また高校3年間サッカー部に所属していてサッカーをやるのも見るのもだいすきなので将来サッカースタジアムの建設に関われる人になりたいと思い建築学科を志しました。
以上が大まかな理由です。幼少期から建築学科に行くべくしてい行ったみたいな感じで書いていますが、全然そんなことは無く色々なことに興味を持っていました。「数学の先生もいいなー」と思ったり、「化学も楽しいから薬学とかも面白そう」と思ったこともあります。「絶対これだ!」と心に決めるのはもちろん素晴らしいことですが、今の段階で将来やりたいことが決まっていないのはごく普通なことです。大学に行って色々なことに挑戦して、大人になってやりたいことを見つけていくと楽しいし面白いと思います。将来やることに焦る必要はありませんが、大学受験はすぐそこに迫ってきてしまいます。なのでとりあえず少しでも興味がある分野の大学に進学して、大学の中で将来やりたいことを見つけていくのも一つの手だと思います。
次に②の建築学科について紹介したいと思います。
建築学科の最終目標は「一級建築士」の資格を取ることです。建築学科を卒業した学生に一級建築士の試験を受ける資格が与えられます。一級建築士の試験は2段階に分かれていてまず筆記試験がありそれに合格すると2年間の実務経験を経て一級建築士の資格を所得することができます。
一級建築士の試験内容は二つに分かれています。
学科
・建築計画(学科Ⅰ)20問
・建築環境、設備(学科Ⅱ)20問
・建築法規(学科Ⅲ)
・建築構造
・建築施工
設計製図
与えられた内容及び条件を満たす建築物を計画し、設計する知識及び技能について、設計図書の作成をまとめて行います。設計製図の内容はあらかじめ公表されます。構造設計及び設備設計の基本的な能力について、記述、図的表現等をまとめて行います
一級建築士所得までの大まかな流れを説明しましたが、毎年現役で筆記試験に合格しているのは全建築学科卒業生の30%程度だそうです。「え、すくな」と思いますよね。国家試験なのでとても合格するのは難しいです。
最後に③の建築学科の授業についてです。
さて、具体的に建築学科では一級建築士の資格を取るために何を勉強するのか説明します。(まだ私は大学1年生なので授業で扱った内容だけです)
一年の前期で扱った主な内容は、平面図、立面図、模型、パースの作成や水彩画などを行いました。
私は絵が壊滅的にへたくそなんですけど定規とか水彩は練習して基本ができれば全然上達します。なので絵が下手な人でも全く心配無用です。
建築系の授業で扱う内容は実技だけでなく、「建築構造力学」という座学の授業を受けました。この授業は毎年3割の学生が単位を落とすといういわゆる「鬼単」です。内容は物理の力学を活用したものです。物理や数学が苦手だととても大変なのでしっかり基礎をつけましょう。