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2023年 10月 1日 高校生のうちにやっておけばよかったこと
こんにちは!
担任助手3年の七ケ所です!
気が付いたらあっという間に9月最終日になっていました。
(この間8月が終わったばかりなのに…)
時の過ぎる速さが大人になるにつれてどんどん早くなっているような気がします。
思えば高校を卒業してから今日までも、ものすごい速さで過ぎ去っていきました。
高校生活は記憶に新しいのに、卒業してからはもう3年もたってしまったみたいです(驚き!)
今日は、高校を卒業して大学に約3年間通い続けている私が、
高校生の時にやっておいてよかったと思うこと
反対にやっておけばよかったと思っていること
を伝えられればと思っています!
先に伝えておきますが、
これはあくまでも私の一個人としての考えです。
「なるほどそんな考えもあるのか」と参考程度に
見ていただければと思います!
やっておいてよかったこと
それでは高校生の時にやっておいてよかったと思うことからお話していきます!
1.インターンシップ
最初に、
「インターンシップへの参加」です。
インターンシップとは”就業体験”のことを言い、「社会に出る前に仕事の場を体験してみること」を指します。
私は高校1年生の夏に病院薬剤師のインターンシップに参加しました!
高校生になるまでインターンシップという言葉を聞いたことがなかったのですが、
ある日黒板に「インターンシップ募集」のチラシが貼られていたのを発見したのがきっかけでインターンシップを知りました。
そこには、20くらいのインターンシップの一覧が載っていたのですが、
高1の夏でそろそろ来年の文理選択をせねばならないということで
小さいころに夢見た薬剤師の体験をできるならこの機会しかない!
どんな仕事か体験してみたい!
と思ってほぼ衝動的に申込をしました。
インターンシップでは
調剤実習や注射実習など
なかなか体験することができない体験をすることができました。
それだけでなく実際に薬剤師さんとして
働いている方と直接お話ができたので
大学受験の話や仕事の実際を聞くこともできました。
薬剤師さんになるには6年間大学で学ばなければならない事もここで初めて知ったのを覚えています。
このインターンシップで気付いたのは、
「私の思い描いていた薬剤師の仕事」と「実際の薬剤師の仕事」のギャップです。
幼いころから薬剤師になりたいと思っていましたが、
実際に仕事を体験し、病院薬剤師さんとして働く大人を目の前にしてみると私がなりたいのはもしかしたら
薬剤師ではないかもしれないと気付きました。
結果、文理選択は文系を選択し、薬剤師という夢をあきらめて
ほかの選択肢の可能性を探るようになりました。
今思えば私が文理選択で文系の道に進もうと思ったのも、
ギャップに気付くことができたのも、
インターンシップで実際に「見て・聞いて・経験したから」でした。
インターンシップへの参加は自分の将来を見つめるきっかけになります。
高校生は誰にでも進路選択が迫りくると思いますが、進路選択の可能性は無限大にあると思います。
周りがみんな私立文系だから私もそうしよう。
特にやりたいことがないからとりあえず大学に行こう。
大学に行ければどこでもいいや。
ではもったいないです。
高校3年間という長い時間が与えられているからこそ、その時間を有意義に使って
自分の将来の選択肢を広げるためにいろいろな経験をして、参加をして、いろんな世界を見たうえで
自信を持った進路選択をしてほしいなと思っています。
2.人前での発表
私は高校3年間、人前で発表するという経験をしました。
具体的には
・インターンシップの参加報告を、病院関係者や高校生に対して行う
・1年生の時に行った、鎌倉に関する研究の発表を学年の前で行う
こういったことです。
どちらも先生方にお願いされて行ったものなので自主的ではないのですが、この経験が今の自分をつくっていると思っています。
なぜそう思うかをお話します!
大学生になると、人前で発表したり意見を述べたりする機会が多くなります。
(文系と理系で差はあるかもしれません。)
ただ文字を読み上げるのは簡単なことですがそれでは相手に伝わりません。
いざ発表をしてみると、
思ったよりも早口になる自分に気付いたり
緊張して思うようにいかなかったり
もっと違う流れで展開したほうが面白いことに気付いたり、
身振り手振りを工夫すべきだということに気付いたりします。
その気付きから自分の改善しなければいけないことと向き合うことができて、次発表するときには前よりもいい発表ができたりします。
でもその気付きは、発表した人にしか気付けないのです。
発表をしたからこそ反省が生まれて、
次のためのアクションを起こせるようになります。
また、発表する相手の人数によっても緊張感が変わるので、いろんな規模で発表の経験を積んでおくと自己成長を促せるようになると思います!
大学生になったら多くの人が経験する
「人前での発表」は、
高校生のころから経験しておくと大きなアドバンテージにもなるし、
自分への自信にもつながります!
人前での発表はもちろん緊張しますが、
たった数分の緊張に打ち勝つことができれば
人前で発表した経験は大きな財産になります。
ちょっとだけ勇気を振り絞って人前で発表する・自分の意見を言ってみる経験を高校生のうちからぜひしてみてください!
3.部活
最後にやっておいてよかったと思うことは、部活です!
精神的成長ができたという意味で、
本当にやっておいてよかったと思っています。
私は高校時代ハンドボール部に所属していました!
部活を通して得たのは「持久力(継続)」と「強く生きる力」です。
日々の練習はツラいメニューばかりで、泣きながら走ったりシュート練したりすることもしばしばありました笑
やめたいと思ったことも何度もありました。
ですが神奈川県大会でベスト16という目標を掲げて、
試合に出たい・うまくなりたいの一心で
最後まで辞めずに乗り越えてきました。
何度もやめたいと思っても、自分の気持ちを奮起させてモチベーションを保ちながら最後まで続け、そう簡単に辞めようとはしなかったこと・ツラい練習を乗り越えたことはちゃんといまにつながっています。
イヤなことやつらいことからそう簡単に逃げないことや何か一つのことを継続して今やり続けることができているのは、
部活動で得た持久力のおかげだと思うからです。
それから、ほんのちょっとやそっとのことで屈することも少なくなりました。
部活動を通して強くなり、自信がついたのだと思います。
やっておけばよかったこと
次に、高校生のうちにもっとやっておけばよかったと思うことを2つお話します!
1.挑戦と経験
もっとたくさん挑戦して、もっとたくさんの経験をしておけばよかったです。
インターンシップも、数ある中で一つだけしか参加することができませんでした。
高校2年生の時も参加しておけばよかったと思っているし、
学外の活動にも積極的に参加しておけばよかったと思っています。
挑戦した数だけ自分の中に経験値がたまっていくので、高校生のうちに様々な分野に興味を示して、自分からアクションを起こしていればもっと広い世界を知ることができたと思います。
挑戦と経験ができなかった理由として、一人で行動する勇気がなかったことや、時間がないことを言い訳にしていた自分がいました。
スマートフォンを見ていた時間、何もせずにぼーっとしていた時間を工夫すれば、挑戦する機会もたくさんあったはずなのに、、、と後悔しています。
読書をしてお金の勉強をしたり、ビジネス系のコンテストに参加してみたり、ボランティアに参加してみたり、挑戦したいことは思えばたくさんありました(笑)
これらを挑戦する機会があったのに、挑戦しなかった自分を後悔しています。
思い立ったら即行動は、本当に大事です!
2.年上の人とたくさん話す・聞く
私は大学生になってから社会人の方や大学の先輩方と話す機会がとても多くなりました。
それまではあまり年上の方と話す機会がなかったです。
なぜ、年上の方とたくさん話をしたほうがいいかというと人生の先輩である方の話は何でも参考になるからです。
成功した話でも、失敗した話でも、
先輩や社会人の方が目指している目標の話でも、
今している仕事の話でも、何でもいいです。
先輩と話をすることによって、人生におけるアドバイスやヒントを得ることができると思います!
たとえば、私が後悔していることとしては
東進で行われているトップリーダーと学ぶワークショップやサイエンスセミナーへの参加を十分にしてこなかったことがあげられます。
現代を生きる偉人の方からお話を聞き、それを踏まえてディスカッションをするというイベントのことです!
人生の大先輩である研究者の方や社長さんからお話を聞くことができる機会ってそうそうないと思いますが、
私はこのイベントに参加する機会を何度も逃してしまいました。
このことを非常に後悔しています。
自分の人生のヒントとなるようなことを聞けるかもしれないので、
こういった先輩方と交流できるイベントへ参加してみるのもよし、
身近な先輩とたくさんお話しておくのもよしだと思います!
参考にできることは吸収して、沢山自分のことを磨き上げていきましょう!
担任助手3年 七ケ所萌佳