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2023年 8月 14日 長時間勉強、質は保ててる??

こんにちは!担任助手の小山です。この頃は暑すぎて昼間は外に出れません…。高校生のみなさんはいかがお過ごしでしょうか。勉強・部活、頑張っていますか???

さて、この夏休みは受験を控える受験生にとっても1,2年生にとってもすごく大事ですよね。夏休みに本気で勉強できるかどうかは受験の結果に直接関係してくるでしょう。そこで、今回は長時間勉強をより良いものにする方法を紹介します。

tip1:内容の強度を考える

まず1つ目は内容の強度を考えることです。ちょっと抽象的なので具体的に言うと、楽な勉強ときつい勉強をうまく組み合わせるということです。途中で疲れてしまう原因として、強度の高い内容をあとに残してしまうというのがあります。例えば午前中に単語などの暗記ものや音読、基礎レベルの講座など軽めの勉強をし、午後に難易度の高い講座や2次・私大の過去問など重めのものを残すと後半疲れて集中力が続かなくなってしまいます。これを避ける為に今日やる事の強度を考え、集中力が続くように組み合わせると良いでしょう。

tip2:ルーティーン化

強度を考えることができたら、次はルーティーン化です。毎日のやる事を固定する、もしくは何通りか作っておいてその中から適切なものを選ぶようにすると良いです。言われたことがあるかもしれませんが、なぜ重要なのかを説明します。まず、長時間勉強を習慣化すること自体が難しいということです。多くの人は最初は張り切って頑張るものの、習慣化せずに勉強時間が落ちてきてしまいます。そこでルーティーン化することが習慣化の手助けになります。さらに、毎日の計画を立てるのが楽になるというのもあります。何もない状態から毎日計画を立てるのは時間もかかるし、脳のリソースを多く割くことになります。スティーブ・ジョブズが毎日同じ服装をして服を考える手間を省いているのは有名ですよね。それを勉強にも活用できるという訳です。

tip3:1日の目標を明確化する

最後は目標の明確化です。強度を考え、ルーティーン化をしてもこれが無いとだらだら勉強することになってしまうかもしれません。重要です。今日やる事それぞれに目標を付けましょう。どこまでやるという範囲やいつまでに終わらせるといった期限、点数などの具体的な目標を設定するのが良いでしょう。細かい目標の設定により、勉強の成果に対して感情が動くようになります。例えば達成感や悔しさが生まれます。それが脳への刺激となり、勉強が退屈でなくなったり、さらに勉強を工夫するきっかけになります。

 

色々と話してきましたが、やるもやらぬも結局はあなた次第です。だらだら長い時間やるなら短時間で集中してやる方がマシです。ただ、それで勝てないのが受験の世界。質にばかりこだわって量をやらない人、言い換えると量をやることから逃げている人は結果が出ません。量と質をどちらも確保できるように自分自身を成長させるしかないのです。頑張りましょう。

 

担任助手2年 小山