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2024年 8月 28日 国語は理系の敵ってわけでもない
みなさんこんにちは!担任助手2年生の平山沙絵です!
中学生高校生のみなさんは夏休みももうすぐ終わりですね。もう学校始まってる人もいるかな?
一方大学生はというと、多くの大学では秋学期が始まるのが9月末、遅いところだと10月なので多くの学生はまだ夏休み真っ盛りです。多くの大学生は。
ところが私の通う北里大学はというと、、
始業日:9/2
信じられない早さですが、中高生のみなさん、残暑に負けず一緒に頑張ろうね^^
さてさて本題へとまいりましょう。
今回は私の苦手克服エピソードを書いていきます!
以前のブログにも少しだけ書きましたが、私が大学受験を通して、自信をもって苦手から得意に変えられたと言えるのが、
国語です。
高3に入るまで、学校の定期テストですら順位は半分以下というところでしたが、克服してからは、
学校のテストでは1位を取り続け、共通テストではほぼ必ずどれかしらの大問では満点を取れるようになりました。
え、あなた理系ですよね?なんで国語?
と思った方もいるかと思いますが、私は国語を勉強する必要がありました。
なぜ、そして何をモチベにここまで頑張ったかはこちらのブログを読んでもらうとして、ここからは具体的に何をしたかを書いていきます!
注)私は理系なので、今から書くことが全て文系の国語にも当てはまるかはわかりません!参考までに!
①現代文は理系の強さを最大限駆使して解くべし
国語の現代文って文章長くて嫌になりますよね、、
で、だんだん何言ってるかわからんくなるし、そんなこんな言ってる間に眠くなってくる、、。
めちゃくちゃ気持ちは分かります。
こうなってしまう原因は、文章の論理構造、つまりは”繋がり”を把握できていないことがあげられると思います。
同値、逆、因果関係、包含関係などなど、どういう繋がり方をしているのかを把握しながら読んでみてください。
ディスコースマーカーに注目するとやりやすいです。
※ディスコースマーカー:つまり(同値)、ところが(逆)、ところで(話題転換)など
頭の中で整理しきれない時は、図を書いてみましょう。
国語なのに図だなんて、
と思うかもしれませんが、苦手なことは得意なことでカバーするのが一番ですよ。
これができれば、選択肢を切るのがだいぶラクになります。
”本文と問題の選択肢で論理関係が一致しているか”
という観点だけで切れる選択肢はほぼ必ず1個以上あります。
また、登場する言葉の筆者による定義をしっかり把握することが大切です。
辞書通りの定義や自分の知識や感覚による定義を解釈に介入させてしまうと、筆者が何をいいたいのかわからないという現象を加速させます。
現代文において、私たちがどう思うか、どう考えるかはどうでもいいのです。筆者の定める定義にそって、読解をすすめていきましょう。
②漢文は文法暗記が最短ルート
国語の中で漢文は圧倒的にコスパがいいです。
私は一日1時間、2週間の勉強で、10点台から50点満点まで上げました。
なぜこれが可能かというと、漢文は構文さえ覚えれば、あとはそれに従って情報を並べていくだけで読むことができるからです。
この構文も、情報と情報の関係を示すものです。
つまり、構文がわかっていないと、
なんとなくどういった話題が書かれているかはわかるものの、どういう展開で話が進んでいるのかが全くわからない
という状態に陥ります。
これでは選択肢問題を正確にあてていくのが難しくなり、出来た気するけど全然できてなかったという一番恐ろしい事態が発生しやすくなります。
漢文の文法は大した量はないですし、英語に近いので覚えやすいと思います。
漢文を得点源にしたいなら、急がばまわれで構文全部覚えちゃいましょう!
③ 古文を上げるのは正直結構難しい
古文は漢文に比べて覚えるべき文法の量、単語の量がものすごく多いです。
つまり短期間で点数を上げるのはそうとう難しいです。
文法や単語を完璧にする時間は多くの理系には残されていないと思うので、私は
文章の解像度を上げ、致命的な読み取り間違いを起こさないこと
にフォーカスしていました。
このためにやったことは、
・基礎的な古文単語を覚える
・解いた後に自分の解釈と現代語訳が大方あっているか確認する
です。
自分が思った意味と現代語訳がずれていたら、
どこでずれたのかを確認し、知っていないといけなかった知識はその場で吸収する
これをひたすら繰り返していました。
いかがでしたか?
必要な知識を吸収したら、あとは実践あるのみです。
この実践には大門別演習が最適です!
(大門別演習のおすすめな使い方はこちらから!)
ここまでいろいろ書いてきましたが、ここで注意!
自分の入試に必要な勉強、優先順位は見失わないようにしましょう。
つまり、国語の優先順位が低いのに、このブログを見て国語を猛勉強し始めるというのはナンセンスということです。
これからの時期はとくに、
自分にとって何が必要か
を常に考えて勉強することが大切です。
自ら求めて学ぶ姿勢を忘れずに、頑張っていきましょう!
担任助手2年 平山沙絵