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2023年 9月 26日 受験生必見!確実に志望校に合格するための心構え
こんにちは。最近ようやく暑さが収まってきて嬉しい小山です。生徒のみなさんは満足のいく夏を過ごせたでしょうか。大学生になったらながーい夏休みがある、はず、、(大学によっては1か月しかないところもあるらしい!?)なのでそれを楽しみに今は勉強を頑張りましょう!
さて、今回は確実に志望校に合格するための心構えを教えます。勉強法などのテクニックではなく、気持ちのお話です。この内容は全受験生に見てほしいですが、特に勉強が順調な人にこそ読んでもらう価値があると思います。是非読んで言ってください!
いきなりですが先に結論を言います。確実な合格に必要な心構えは、“12月が本番だと思うこと”です。つまり12月の時点で合格する力をつけろという意味です。この意識をすれば必ず合格するという魔法などではありません。十分条件ではなく必要条件です。さらに、今はまだ志望校からほど遠く、大逆転合格を狙っている人にとっては逆効果になってしまう可能性もあります。基礎を早急に固める必要がある人が12月に照準を合わせると、焦りから今やるべきでは無いことに手を付けて却って遠回りになるということです。しかし、合格する人のほとんどは “確実な合格” であるという厳しい現実は知っておくべきです。世間で第一志望校合格率が10%だと言われていることからも分かると思います。
ここからはなぜ12月なのかというのを説明します。
理由①:第一志望校の対策にあてる時間が減る
一つ目は、単純に第一志望の対策に使える時間が減るということです。まだあまり想像できないかもしれませんが、国公立志望の人は共通テスト対策、私立大志望の人は併願の過去問に追われたり本番の入試を沢山受けたりで、12月以降は今までと同じ(2次・私大対策の)勉強時間は取れません。12,1,2月に今と同じ勉強時間を確保できると思っていた人は計画を修正しましょう。もう少し具体的に話します。国公立志望の人についてですが、共通テストは1/13,14ですから1か月共通テスト対策をするとしたら12月は半分しか2次向けの勉強ができません。共通テスト以降も私立大学(併願校)の試験が1月後半から2月中盤にかけてあるので思うように勉強時間が取れないのです。次は私立大学志望の人についてです。私立大学(特に文系)の合格のカギは過去問です。色んな大学の色んな学部を受けてしかもそれぞれ過去問を研究する必要があります。例えば早稲田志望で第一志望学部20年、早稲田他学部10年×3、MARCH4学部×7年を解くとします。併願校(学部)の過去問には相当な時間がかかりますよね。さらに1月後半から受験ラッシュがやってきます。週の半分以上が入試本番になることもあります。ここまで見て12月以降は第一志望校の対策にあてる時間が減るのが分かりましたか?それを想定して12月までに決めきろうということです。
理由②:本番は思うようにいかない
もう一つ大事なことは、本番は思うようにいかないということです。模試で緊張や普段と違う環境故に本来の実力が出せなかった経験がありませんか?本番はそんなもんではありません。緊張や焦りもするだろうし、今までやってきたことが無駄になるのでは?なんて不安になってしまう人もいると思います。そんな状況の中でベストパフォーマンスを出す自信はありますか?ほとんどの人が心の底からYesとは言えないと思います。正直に言うと僕はそこでYesと言えるタイプの人間でした。冬の模試(11月,12月くらい)の成績もよく、もともと性格的に自信過剰気味なのもあって第一志望の入試前夜には ”やっと実力を発揮できる、楽しみ” なんて思ってました。でも、思うようにいきませんでした。その時受けた英数物化すべてです。それでもなんとか合格できました(多分ぎりぎりでした)。これは12月の時点で合格する実力がついていたからだと思います。自信のある人でも上手くいかないのですからほとんどの人は上手くいきません。合格者のほとんどは “上手くいった人” ではなく “上手くいかなかったけど受かる実力があった人” だと思います。それを目指すべきです。
内容は以上です。”12月が本番だと思うこと”の重要性は分かりましたか?これを読んで12月やそれより前に照準を合わせて勉強をすると決めた人や、モチベがあがった人が沢山いることを願います。
担任助手2年 小山朋樹